Windows ユーザーにはあたりまえの「右クリックでテキストファイル新規作成」というのが MacOS にはなぜないのか?という案件。

ソリューション A: Apple Script を Script Editor.app で書いちゃえ。

「右クリックでテキストファイル新規作成」がなければ Finder の Tool Bar に Apple Script のボタンを置けばいいじゃない。 そのボタンをクリックすると、その Finder のディレクトリでエディタが起動する。wow!
Right-click for Creating a New Document - How?
https://apple.stackexchange.com/questions/276813/right-click-for-creating-a-new-document-how

ソリューション B: BBEdit.app をインストールしちゃえ。

Finder の Path Bar のフォルダで 右クリックして出るメニューに Services > Open File in BBEdit というサービスが追加される。 そのフォルダの名前でプロジェクトが起動するので、そのプロジェクトを右クリックして New Text Document をクリック。これでよし。ちょっと一手間かかるけど、「右クリックでテキストファイル新規作成」と同じことが実現できる。

BBEdit いいですよ。TextWrangler と同じ機能はすべて提供され、その機能で使う分には無料ですから、TextWrangler ユーザーはそのまま BBEdit へ移行できます。TextWrangler 開発フリーズなので TextWrangler ユーザーは BBEdit へ移行してねということです。TextWrangler は昔からあって、MacOS ユーザーにとっての標準エディタとさえ言えるほど "macos friendly rock-solid 'go-to' editor" なのに、なぜか TextMate や Sublime Text や CotEditor ほどの人気がない。外連味のなさゆえ。これでなければならないという強烈な個性やカリスマ性のなさゆえ。そもそもあまり知られていないのはなぜなんだろう。「Mac と仲が良いエディタ」としてのベストは BBEdit ではないかと思う。ここがダメということがない。Mac ならこれはこうできるはずという期待が裏切られることはとても少ない。地味で目立たないけど Mac ユーザーにとても親密で堅実で安定したエディタ。

BBEdit はほぼすべての面を AppleScript で制御できる。スクリプトをテキスト切り抜きやメニューに結びつけるための仕組みがあることは、地味にすごい。
AppleScript and BBEdit - Extend and enhance your BBEdit experience with AppleScript
http://www.mactech.com/articles/mactech/Vol.24/24.08/ASBBEdit/

BBEdit は検索において機能と速度の問題も特にない。ちゃんと grep です。検索のときの BBEdit は grep のフロントエンドの役割を果たしている。こういうところがきちんとしている。だからこそ地味に本物。「船頭多くして船山に登るエディタ」とは筋が違う。ほんとに地味にすごい。すごさが地味なんです。
BBEdit RegEx Cheat-Sheet
https://groups.google.com/forum/# !msg/bbedit/5n9J4jdq9bM/Uc_yIH5WKQgJ
BBEdit Grep Tutorial
https://anybrowser.org/bbedit/grep.html

BBEdit の 'grep search' とスクリプトを組み合わせるとさらに強力になります。 よく使う検索条件をホットキーにバインドしたり。 スクリプトをスニペットに組み込んだり。 BBEdit の 'clipping' は多機能なスニペットです。 BBEdit は AppleScript でほぼすべてのことにアクセスできます。AppleScript は簡単に学べますし、使えるようになればすごく楽しくなります。「Lisp でほぼなんでもできる Emacs」に近いフィロソフィーながら「エディタのふりをしている Lisp の OS である Eamcs」ほど敷居は高くないわけです。BBEdit は Mac とベターハーフな AppleScriptable Editor であるとも言え、それは AppleScript が BBEdit の足かせにもなると言えます。Lisp の読み書きができる人なら Emacs の魅力は BBEdit より輝いているでしょう。実際に、私は BBEdit のために AppleScript を書くより、Emacs のために Lisp を書くことのほうがはるかに多いです。

「日本語の禁則処理を求めない」として、唯一の欠点は "Soft Wrap"(折り返し表示)が英語並みの「分かち書き」にしか対応していないこと。しかしこれは日本語のバグであって、BBEdit の問題というより、日本語の問題でしょう。日本語を英語並みに分かち書きしているなら問題はないのです。日本語も分かち書きするべきなのはわかっています。中国語だって最近は分かち書きするようになってきています。句読点さえ導入してきている。日本語もちゃんと分かち書きする習慣を導入したほうがいい。せめてアルファベットの英単語だけでも分かち書きするべき。「英単語を分かち書きしない日本語」を書く人の無神経さってあるよね。

BBEdit Text Wrapping

You can solve by setting:

  Preferences
  > Editor Defaults
  > Soft wrap text to: Window width

The setting will take effect in new windows.

You can set window-width wrapping from the menus:

  View
  > Text Display
  > Soft Wrap Text: at Window Width

topic: macosx
first posted: 2018-09-27 14:52:55
last modified: 2018-10-07 22:06:40