一言で言えば「タロットリーディグとは物語」「タロットリーディングとはストーリーテリング」です。 未来透視や統計学のサービスではないんです。 このことをタロットリーダーとクエレントの双方が理解していなければ成立しないエンターテイメントです。 だからタロットリーダーは「語り部」の才能が必要であるということ。 その「物語」は頭で考え出すものではなく、意味や象徴から自動的に作られるものでもなく、タロットリーダーの体の中から自然に流出してくるものです。 霊媒や審神者やエンパスやアストラル・ヴューイングの能力があればいうことなし。 特別なサイキックは必要ないけれど、エンパスだけは不可欠でしょうね。 タロットは芸として、ある意味、落語の一種でもあります。台本の無い即興の落語とでもいうような。 タロットがなにかを言い当てるとか、未来を予測するとか、そういうことを期待するのはお門違いです。 しかし、本物のタロットリーディングは未来予測を目的にしていないのに結果的に未来を予測していたりすることもあるという事実が神秘的で精妙でややこしいところなんです。 タロット日記を見返していると未来を示していたと思えるようなことがあるわけです。これは天使のいたずらとしか思えない。 だからといってさもしく未来予測を目的にするとタロットリーディングは失敗します。

topic: philosophy
first posted: 2017-07-27 13:12:11
last modified: 2017-07-28 01:17:54