スペースシャトル・オービターの de-orbit burn の説明としてとてもわかりやすいムービー。 リエントリープロセス(逆噴射、再突入、ランディングまでの過程)をこれほどコンパクトに明快に説明したムービーを他に知りません。 しかしなぜ、ピッチ方向で 180度ひっくり返った姿勢をとってバーンするのかがいまだにわからない -_-; オービターはずっと地球を上にした姿勢で作業しているから、そういうことになるってことですかね。 もし、地球を下にした姿勢から de-orbit を始めるとしたら、進行方向へのバーンのためにヘディングを 180度ターンするには、ヨー方向へ 180度ターンでもいいはず。そんな場合でもピッチで 180度ターンするのでしょうか。 ヨー方向は orbital manuervering engines (NASA calls OMS) の技術的に難しいのでしょうか。 とくに決まりは無いんでしょうかねえ。

Kennedy Space Center - Space Shuttle ReEntry from RampantOctopus.com on Vimeo.

フライトシミュレーターの X-Plane だと、ヨー方向に 180度ターンなら正確に行えるのでおすすめです。 理由は autopilot で wing level と pitch sync してるからです。 puffers と autopilot は大気圏外での姿勢制御では不可欠です。 de-orbit burn のためのターンは完全に大気圏外の 400,000 ft あたりで行うのがおすすめです。 空気がすこしでもあると、きちんとターンできません。 re-entry は 200,000 ft 以下で始まります。

フライトシミュレーターの X-Plane の世界のなかでの SSTO を実現したくて、地球の裏側へ 30分でいけるフライトモデルを研究開発中です。 X-30 NASP をベースにしたモデルや Ascender を改良したモデルがほぼ実現できています。 たとえばスペースシャトルのオービターの貨物室をぜんぶ燃料タンクにして、ロケットの燃焼効率が極めて良い、ということにすれば、 夢の SSTO をでっちあげて軌道まで上がるのは簡単なんですが、きちんと戻ってこれるようにするのは難しいんです。 ちゃんとした SSTO はまだ誰も作っていないと思う。 問題は姿勢制御なんです。Python で plugin を書けばいいってことなんですが。できれば plugin なしでなんとか行きたい。

topic: plane
first posted: 2017-06-24 12:17:20
last modified: 2017-06-27 07:50:50