Simplified Aircraft Design for Homebuilders by D.Raymer

Plane-Maker でコンセプチュアル・エアクラフト・デザインなどやって遊んでいるとき、最大の問題は、空虚重量の設定なんですよね。これだけは適当というか勘で決めるしかない。アマチュア飛行機裏庭ビルダーが空虚重量をちゃんと計算したいとなってきたときの入門書ならこれ。この本があれば失速速度も計算できるようになります。正確な空虚重量が得られ、信頼できるエアフォイルデータファイル(.afl)も用意できれば、失速速度のほうは X-Plane が計算してくれることになりますけどね。そこんとこはまさに X-Plane の醍醐味です。X-Plane で飛んでみれば「この設計なら何ノットで失速するのか」調べることができてしまいます。X-Plane は本物のフライト・シミュレーターですから、そういうことができるんです。

残る問題は空気抵抗の設定ですが、これだけは適当というか勘で行くしかないです。まあしかし、アマチュア裏庭飛行機ビルダーにとって空気抵抗がシビアに問題になってくることはないのでねといういうことで。そもそも X-Plane 10 は基本的にジェネラル・アヴィエーションのシミュレーターとして設計されているプログラムですから、遷音速以上の領域を正確にシミュレートすることを捨てていますから(だから本物のシミュレーターなのに $50 くらいで買えてしまえるんですけど)X-Plane 世界で空気抵抗を正確に知る用事ってのはないんですよね。

ちなみに D. Raymer さんといえば Rockwell ATF を設計した人です。

topic: plane
first posted: 2017-04-03 07:48:27
last modified: 2017-04-03 08:34:03