最近の男子プロ(ATP)はスイッチバックが主流。
しかし女子プロ(WTA)はサーキュラーが主流。

ですが、スイッチバックを採用している女子プロが出てきている。

女子プロが腕や胸の筋力など体力的な理由でサーキュラーになるのは自然な道理です。ましてやアマチュアは。 男女問わずアマチュアは女子プロを目指したほうがよくて、男子プロをめざしても中途半端な真似事にしかならないんですよね。

すべてフルスイングの高速ラリーが常態化してきた ATP では、サーキュラーの欠点が問題になってきているのでしょう。 サーキュラーの欠点は、テイクオフまで時間がかかること、過程で余計なプロネーションが発生しやすいのでオフショット・フレームショットの確立を下げられないこと。スイッチバックの欠点は腕や胸の筋力を必要とすること、スイングのパワーが不足しがちなこと。いまの ATP はセミサーキュラーとスイッチバックのハイブリッドになっているように見えます。

トータル・ループ・スイングはフル・サーキュラー・スイングです。

アマチュアにとって最も必要なことは、テイクバックをあまり高くしすぎないことです。アマチュアは下段に引くくらいでいいんですよ。下段とは腰より下です。プロの真似事をしてみても、そのテイクバックの真意とかスイングのプロセスを理解できていないので真似事で終わってしまう。エッセンスがわかっていないから、どうでもいいところ(テイクバックの構え方)を真似して、肝心なところ(インパクトゾーン)の真似ができていない。全体として間違ったスイングになっている。そういう人が多いです。だから、そっくり真似が出来るというのはそれだけでテニスの才能があるとも言えますね。結局はスイングがどうのこうのより「洞察力」「観察力」なんですよね。「ちゃんと観れていないことは、ちゃんと真似もできない」ということです。

へんな癖がついてしまったら、矯正プログラムとして「プロの真似事をやめて下段にかまえるメソッド」があります。男子も女子もアマチュアはとりあえず、伊達公子さんのように下段に引いてコンパクトに打てばいいんです。大きなテイクバックのループスイングとかフォロースルーで肩に担ぐとか、肝心なところの物理が直感的にわかっていない初心者にそういう指導をするとミスリードの原因になります。対機説法な指導がどうしても必要なんです。人それぞれ理解力や直感力や感受性がぜんぜん違いますから。

topic: tennis
first posted: 2014-06-28 13:44:34
last modified: 2014-06-28 16:28:12