http://www.faber-castell.de/

昔々、指をくわえて見ていた FABER-CASTELL。もう残り少ない人生だもの、ここらへんでいっきに揃えてしまえモードになっております。欲しかった FABER-CASTELL を全部買ったところでたかがしれている。2mm 芯だって uni なら 200 円のところ、700 円になりますが、たかが 500 円の差です。2mm 芯なんて 10 本も買えばずいぶん過ごせます。その間、気持ちよくドローイングを愉しめるんです。あー 500 円ケチったなという気分を毎回味わう必要は無いんです。

uni が品質において劣っているとは思いません。uni は筆記向けであって描画向けではないというだけです。筆記しかしない人にとって uni は濃くて書き味が滑らかだと思われるかもしれませんが、描画に使うには濃淡のレンジが狭く、線に腰がなく、線のエッジがクリアではなく、ボソボソしたタッチで、全体的にもさっという感じなのです。

絵を描くには気分が大事ですから、FABER-CASTELL で気分が上がるなら、それをつかうべきなんです。お料理とおなじこと。お料理する度に「こんな鍋じゃな」「こんな包丁じゃな」と毎回思いたくないから、いい鍋、いい包丁を奮発して買うんですよ。おさいふはへこみますが、全体的にみたときの「芸術的生産性」つまり「人生の意味」は向上します。 それをただのブランド志向だと思う人は絵を描かない人か、お料理をしない人でしょう。

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first posted: 2014-01-11 20:59:53
last modified: 2014-01-19 03:55:10