だれかが「クラシック音楽の最高峰」ブルックナーを聴き始めてみたものの、ブルックナーがどこにも連れてってくれないなら、なにがいけないのか。

演奏の問題 (壊滅的にけっこうあります)
再生装置の問題 (やっぱりお金はかかります)
聴く人の態度の問題 (耳ではなくて態度です)
あ

煎じ詰めれば、このみっつ。このなかのどれかひとつで、ブルックナーが失敗する。 このみっつについて、それぞれ解明しようとする試みは classiclog のテーマのひとつです。 人間より猫のほうがブルックナー鑑賞をすんなりやっている。猫は音楽を聴きます。

ここでは最高峰という修飾を使いましたが、誤解の無いよう無粋にも補足しておきます。 「最高峰」に好きも嫌いもありません。最高峰とはただただ「峰として世界で最も高い」という意味です。それ以外の意味はありません。 では、なにが高いのか? 敷居が高いんです。軽装のピクニックとか、殿様態度でふんぞりかえっていれば給仕がサービスしてくれるレストランとか、一方通行の鉄道旅行とか、そういうふうにはいかないという意味です。

ブルックナーにおける筋違いとはなにか。演奏者のレベルが低いというのは論外です。書き出すときりがないのでひとことだけ。ベートーヴェンのように演奏してしまうことです。この罠には、ベルリン・フィルだろうとウィーン・フィルだろうと関係ありません。むしろ名門にありがちな癖や態度やプライドが音楽の自由を阻害してしまう恐れがあります。音楽の翼をもいでしまって、自分の庭で転がして、眺めているだけ。

(かきかけ)

topic: classic
first posted: 2013-09-01 12:59:14
last modified: 2013-09-02 08:12:05