あくまでも蒔絵的、浮世絵的、平面的であって、構築感、奥行き感、世界観、空間感、運動感、ムーヴマン、時空感、3次元的、4次元的な表現には無頓着というか、そういう方面へのイメージの無さは、日本人の作曲家の特徴だけれど、作曲だけでなく日本人の芸術全般に言えるかもしれません。情念的な質感の豊かさによる美術鑑賞的な感動はあっても、音楽にしかできないレベルの感動を生み出せない。音で模様を描いていることに終始するのではなく、グレッキやペルトを超えるくらいのなにかがないと。芸術として昇華的な、結晶的な、普遍的な、救済的な、なにか。写実的な情念模様のドキュメンタリー作品ではなくって。

topic: classic
first posted: 2013-05-01 22:27:42
last modified: 2013-05-03 15:06:56