感覚として、上級者はしなってるあいだにふりぬいている。 つまりそれだけのスイングスピードが常に安定して出ている。 スイング中にしなりもどしがくるようなら、 そのラケットが固すぎるか、そのラケットを使いこなすにはスイングスピードが遅すぎるか、どちらか。 しなりもどしにのせてうつこともあるが、それはあくまで緊急事態。ちなみに、チタン繊維を使ったラケットが廃れたのはチタン繊維は軽くて強靭ではあるが、しなりもどしが強烈で、しなりもどしにのってしまったボールは吹き飛んでしまうことと、チタン繊維の剝離破壊の問題による耐久性の低さもありそう。

しなりはボールのホールド時間を稼ぐためのもので、ボールを飛ばすためのものではない。 しなりはボールをいったん掴むためにある。 しなりはサスペンションとして機能している。 インパクト状況の許容範囲を広げるのがしなりの機能である。 インパクト状況のぶれをある程度まで吸収する機能である。 しなりもどしで飛ばすためのしなりではない。 しなりもどしを飛びに使っていると、飛距離の制御が安定しない。 方向の制御も難しい。 手首を使って打つと安定しないという理屈と本質的に同じ理屈。

topic: tennis
first posted: 2013-03-15 13:29:26
last modified: 2013-03-16 14:32:33