最近、紅茶の基本はやっぱりトワイニングだなあと思いました。 しかもティーバッグです。ティーバッグですが、ちゃんと一人用ポット(2杯分くらいの大きさ)にティーバッグふたつをいれて2分蒸らしてから、カップに注ぎます。それですごくおいしんかったんですよ。袋入りの安物の茶葉よりも、トワイニングのティーバッグのほうが、おいしんですよね。ティーバッグだろうとなんだろうとおいしいものはおいしい。トワイニングの缶入りオレンジ・ペコは入手不可能でも、ティーバッグなら売られているので、缶にこだわらず、ティーバッグでいいやという気になってきました。 ようするに、紅茶はトワイニングのティーバッグが基本であり、へんに茶葉に拘るより、ポットに拘った方がいい結果につながる。

紅茶を愛するイギリス人は過去の遺物? http://www.newsweekjapan.jp/joyce/2011/06/post-43.php

この10年というもの、スーパーはどんどん巨大化していくのに、紅茶の茶葉売り場はどんどん縮小している。最近ではティーバッグは何十種類もあるのに(棚を何列も占領している)、茶葉はもう3種類くらいしか置かれていない。

おまけに茶葉タイプには特売セールがなくなった。大半のスーパーは客寄せのためにさまざまな商品を持ち回りで「限定大特価」にするもの。彼らがもはや茶葉を特売品にしないのは、客がティーバッグから茶葉に戻ることはないと諦めきっている証拠であり、紅茶を茶葉で買う一握りの紅茶マニアは値段など気にしない、と考えている証拠だ

使った茶葉はガーデニングに使うことだってできる。いい肥料になるからだ。

トワイニングはティーバッグにグレードの低い茶葉をわざわざ使うということは特にやってないんじゃないか。 ティーバッグがおいしくないといわれるのは、ちゃんとポットで入れないからじゃないか。 ティーバッグの場合、ジャンピングが起きないので抽出が十分なされないのだという説もあるが、 茶葉でもジャンピングを起こさせるのはなかなか難しく、 いつもジャンピングするとは限らない、ということが考慮されているかどうか怪しい。

ジャンピングの代用として、熱湯を注いで15秒後くらいに、ティーバッグのタグをつまんで、このとき小指は絶対に立てないように、3回ほど上下に揺すればいいだけではないのか。 この「15秒後に3回上下」というのは暫定的です。これについての真摯な議論が求められます。:p

もちろん、ティーバッグは余計なゴミが出るので、イギリスが紅茶純粋令を発令してティーバッグを全面禁止して、茶葉の時代に戻した方がいいに決まっています。あ、紅茶純粋令ってエイプリルフールネタに使えばよかった。

しかし、決め手はポットですよ、ポット。 「ティーバッグをカップに入れて、カップにお湯を注ぐ」というのがティーバッグの使い方として大間違い。ティーバッグはあくまでも「茶葉を捨てるのがラクチンです」という商品であって、ティーポットを不要にするための商品ではない。

日本人はコーヒー器具のフレンチ・プレスで紅茶を入れることにけっこう平気ですし、 たしかにあれをコーヒー専用と紅茶専用に分けて使うなら、極めて合理的な器具だとは思いますが、 イギリス人がフレンチ・プレスで紅茶を絶対に入れたりしないのはプライドですよね。 紅茶をフレンチ・プレスで入れたら、イギリスがフランスに陵辱されてるみたいじゃないですか。

topic: food
first posted: 2011-06-29 17:19:36
last modified: 2011-06-29 18:44:42