ジャズは雰囲気で聴けます。というより雰囲気で聴けないような理屈っぽいものはジャズではないといっていいでしょう。 クラシックの「あるひとつのジャンル」を「ジャズ」といっているというのが本当のところなのです。 つまり広義ではジャズとはクラシック音楽の20世紀におけるジャンルのひとつです。 ですからジャズがクラシックと対立したり対比されたりすること自体がナンセンスなのです。

クラシックを大きく分けると、雰囲気だけで聴けるジャンル=サロン系ラウンジ系カフェ系クラシックと、 身(とお金)を投じる必要のあるジャンル=芸術系宗教系神秘系クラシックがあります。 いいワインは貴族を没落させるといいますが、いいクラシックもまさにそうです。 しかも貴族どころではなく王が国を没落させるレベルになります。

「むこうからすり寄ってきてくれる等身大の鑑賞スタイル」から脱却した彼方での「身を投じた道行き」が「本当のクラシック音楽鑑賞の出来事」なのです。

topic: classic
first posted: 2011-04-16 15:20:09
last modified: 2011-04-17 10:32:17