ベートーヴェン:第9、ワーグナー:リングという定番は言うまでもなく、年末に聴きたい音楽。というかこの年末を救う音楽。

シューベルト:第8(9) D944

ほんとに死にたいというときにはマーラーもブルックナーも聴くエネルギーさえ残っていない。 そんなところへすっとしみ込んできたのがシューベルト:第8(9)だった。 シューベルトちゃんに救われる。ああ、この罪の無さよ。

R.シュトラウス:メタモルフォーゼン

「弦楽のためのレクイエム」というのは僕が付けた別名なのでたぶん他でそう呼ばれていることを見かけることはないと思います。信じていたこと、やってきたこと、なにもかもすべてが崩壊することを受け入れる。結局は負けるのよ。つらすぎる曲です。しかしこれほど美しい曲もないと思うのです。散り際。散り様。國破山河在城春草木深。 この曲の鑑賞では脳に多声処理力が要求されます。 ブルックナーを聴ける人なら多声処理力はあると思うので、この曲の良さが判ると思う。 この曲で引用されるベートーヴェン:第3はブルックナーが好きであった曲のひとつでもあります。

topic: classic
first posted: 2010-12-16 23:49:39
last modified: 2010-12-17 03:21:25