べつにブルックナーでなくてもいいんですけどね。 「クラシック音楽をベースキャンプとする生活」のほうが汎用的ですが。 あえてブルックナーにします。 その方面において最強なのはやはりブルックナーだからです。

ブルックナーと対峙できるという事は鑑賞者に相応の知的体力があるということです。 ブルックナーが聴けないというのはブルックナーが怖いということです。 怖いから避けます。怖いのは嫌だからです。 その怖さを分析して行くのもブルックナーとは何かという研究のひとつにはなるでしょう。 音楽の方が人を選びます。 だいたい、本物は人を選びます。

精神的に逃げ込む場所のある人=集合的無意識へのゲートウェイを持っている人は強い。 しかし問題はそこから出て来れなくなる=接続を切れなくなる危険です。 ファンタジー有害説の第一に上がってくるのもその危険性です。 ファンタジーを肯定的に上手に活用していけばいい。 誤用や耽溺による弊害を避けるには。自分が何をやっているかわかっていること。 知性と教養といった「精神的な基礎体力=基礎知力=素養」の弱い者は ファンタジーにはまると溺れてしまうでしょう。

しかし、同時代ライブラリーの古書ってどれも1万円クラスですね。 もっと買っておけばよかった。

topic: classic
first posted: 2010-10-30 12:00:58
last modified: 2010-10-30 14:12:33