ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、合唱を聴く。 音場のチェックにシンセサイザー。 リズム感のチェックに音のいいポップスやフュージョンやプログレ。

レーピン 華麗なるヴィルトゥオーゾ [Erato 1998]
シューベルト: ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ /ホーネック/ヘーファー[Canyon 1994]
オーディオというのはヴァイオリンとピアノの両立が難しい。チェロで破綻することは滅多にない。 だからお客さんが来たときはチェロだけ鳴らしておけばボロを出さないで済む。 ピアノ三重奏を1曲聴けばすべてわかってしまうのだけど、チェロが無駄という気もする。 ヴァイオリンとピアノだけで判断できる。 ヘーファーのピアノがベーゼンドルファーなので、その音色がちゃんと出るかどうか。 伴奏にまわるピアノはベーゼンドルファーが向く。 レーピンのはストラディヴァリ「ルビー」のデモ用CDと言える。選曲もまさにデモ用だし。 ヴァイオリンがちゃんと馬の尻尾でこすってるように聴けるか。 オーディオは何かを捨てて求めないことが肝心である。何かを得たら何かを必ず失っている。 ピアノだと、ヤマハ、スタインウェイ、ベーゼンドルファーの違いがはっきり出るか。 スタインウェイもニューヨークとハンブルクの違いが出るか。 でも心配いらない。たぶんどんな装置でも違いだけなら判るはず。 テレビのドキュメンタリー番組でアンジェラ アキが日本武道館のコンサートで弾くスタインウェイを選ぶということをやっていた。ニューヨークとハンブルクを弾き比べていた。テレビ内蔵のつまらないスピーカーでさえ、音色が違って聞こえていた。たぶんアンジェラはハンブルクを選ぶと思ったら、そのとおりになった。ちょっとうれしかった。

ちょんまげ天国 [SonyMusic]
いろんな意味で凄すぎる。 日本語の歌を聴きたくなったとき、迷わずこの CD を選ぶ。 外国からの観光客にお土産用として japenese authentic music CD が欲しいと言われて無難に純邦楽の2枚組ベスト盤をお奨めしたのだが、ちょんまげ天国を奨めたらよかったと後悔した。外国人にこそ杉さまの「すきま風」を聴いて欲しいと思う。 たまたま結果的にそうなったのか、それとも意図的なのか知らないが、 録音の優秀なものばかり選ばれている。 高音を持ち上げたバランスが多いので、そのぶんは差し引いて聴く。 音の出かた、音楽性、弾力感。解像度、抜けの良さ、伸びのよさ。 演歌は優秀録音が多い。 シンプルに録音とマスタリングをしてるからだと思う。
オーディオチェックのとき必ず聴くのは、上条恒彦の「だれかが風のなかで」、杉良太郎の「すきま風」、バーブ佐竹の「ててご橋」、それと大江戸捜査網のテーマ。 杉良太郎は聴き惚れてしまって音質チェックにならないけど。 ハイエンドオーディオがご自慢のお宅を訪問するときはこのCDを持参する。 ハイエンドな「江戸の黒豹」を聴くことになるオーナーの反応がおもしろい。

Vivaldi: Concerti per liuto e mandolino/Il Giardino Armonico [Teldec 1993]
解像度、音色、生命感、躍動感、音楽性。Vivaldi はジャズです。

Blues-ette part II/Curtis Fuller [Savoy 1993]
音楽性。各楽器の音色。

Rossini: 6 sonate a quattro/I Solisti Veneti [Erato 1987]
音楽性。弦の音色。

Janequin: XIX Chansons Nouvelles/Ensemble Polyphonique de France [Astree Auvidis 1977]
ポリフォニーが濁らないこと。

セニョール ココナッツ/フィエスタ ソングス
音場感。弾力感。

マーチン テイラー/ナイト ライフ
音楽性。リズム感。シンセベースの弾力。音離れ。

ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番/アルゲリッチ [DG]
ショスタコーヴィチはジャズです。 同じ4Dレコーディングのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲/アルゲリッチのほうを挙げる人もいるが、録音はショスタコーヴィチのほうがはるかに優秀。

エニグマ3
音場感。リズム感。浮遊感。

Summer side of Choroclub
1曲目の音場感。マンドリンの音色。

オータサンのウクレレ ボサノバ
音色。マーチンとナカニシとカマカの音色の違い。

ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番/プレヴィン [DG]
ショスタコーヴィチ:交響曲 第12番/インバル {Denon]
音場感。音の洪水のドライブ感。ダイナミックレンジ。

ワーグナー:ワルキューレ全曲/バレンボイム/バイロイト [Teldec]
第一幕のノートゥングをトネリコの幹から引き抜く場面。ダイナミックな吹け上がりと厚み。音楽性。 ポール エルミング(ジークムント)が歪まないこと。

サラ ブライトマン/ラ ルーナ
音場感。リズム感。

Haendel: Rinaldo/Rene Jacobs [harmoniamundi 2003]
音場。声。音楽性。

ショスタコーヴィッチ ピアノトリオ 第1番 [Meldac]
ショスタコーヴィッチ チェロ協奏曲 第1番、第2番/マイスキー/トーマス [DG]
チェロが遅く鈍く重くならないこと。重さをひきずるような低音は質が低い。 「密度感」と「重さ」を混同している人が多い。「重い音」はけっして良質な音ではない。 本物の音は、低音から高音まで、速くて軽くてふわっとしている。

topic: audio
first posted: 2007-08-10 22:39:43
last modified: 2007-08-17 18:38:25